ニュースリリース
運輸

インバウンドのお客さま向け Visit Osaka Rapi:t Ticketが
売り上げ数60万枚を突破!
難波駅・関西空港駅の乗車券引換によるタイムロスが短縮され、
スムーズに改札内に入れるようになりました

2024年09月03日

 南海電気鉄道株式会社(社長:岡嶋 信行、以下「南海電鉄」)では、インバウンドのお客さまの利便性向上を目指し、特急ラピートにご乗車いただける「(※1)QRコードを利用した特急券付きデジタル乗車券」である「Visit Osaka Rapi:t Ticket」(以下、「VORT(ブイオーアールティー)」)を、2023年11月16日から南海電鉄公式サイトだけでなく、(※2)海外OTAでも発売しています。この販路拡大により、2024年8月10日には累計売り上げ数が60万枚を突破しました。

 

難波駅チケットカウンターにて
バウチャーを引き換えるお客さま
(2023年10月)
窓口に並ぶ必要がなくなり、
混雑が解消した難波駅チケットカウンター
(2024年6月)

 これまで、インバウンドのお客さまが特急ラピートをご乗車いただく際、主に①出国前に旅行代理店の窓口またはウェブサイトにてバウチャー券を購入し、②入国後、当社駅窓口にて乗車券付き特急券に引き換える必要がありました。そのため、難波駅の「チケットカウンター」や関西空港駅の「南海チケットオフィス」では、引き換えの際に待ち時間が発生し、お客さまが当社線をスムーズにご利用できない状況が生じていました。
  しかし、VORTは、お客さまご自身で海外OTAサイトにアクセスし、VORTを購入後、乗車する特急ラピートの発車時刻・座席を指定していただくことにより、乗車券引換のために窓口へお越しいただくことが不要になりました。また、お客さまはスマホに表示されたQR乗車券を専用改札機にかざせば改札を通過できるので、当社線をスムーズにご利用できるようになったほか、当社としましても、お客さま一人ひとりに対し、より丁寧な接客が可能になりました。

 2024年9月4日で関西国際空港が開業して30年、空港特急ラピートが運行開始から30年を迎えます。関西国際空港からのアクセスを担う南海電鉄グループとして、インバウンドのお客さまはもとより、すべてのお客さまの利便性向上を目指し、引き続き商品拡充やお客さまのご案内方法の一層の充実に努めて参ります。