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運輸

もっと“なんかいい”ちょうしに!
銚子電気鉄道は、南海電気鉄道の2200系車両第2編成を譲受しました

2024年08月19日

 銚子電気鉄道(代表:竹本 勝紀、以下「銚子電鉄」)は、安定輸送の実現および新たな観光資源の発出を期待し、南海電気鉄道(社長:岡嶋 信行、以下「南海電鉄」)が所有する「2200系車両」の第2編成を、8月16日(金)に譲受しましたのでお知らせいたします。
 銚子電鉄では、2023年8月15日に、南海電鉄2200系第1編成を中古車の導入(中古の中古でない車両)として 約30年ぶり、新車両としては約8年ぶりに譲受し、2024年3月29日より“シニアモーターカー”22000がた として運行してきました。同車両については、「この車両に乗車するために関西から銚子へ初めて来た」といった利用者の声が寄せられ、新たなファン層の獲得につながる等さまざまな効果がみられています。

 

今回譲受した2200系車両
今回譲受した2200系車両

 なお、今回譲受した車両は、走行に必要な改造工事を施工した後に運用開始いたしますが、開始時期については未定です。南海電鉄と銚子電鉄は、“銚電どぉ?”な「NEWシニアモーターカー」である22000形第2編成の譲受を契機として、もっと「“なんかいい”ちょうしに」なるべく、より一層連携を深めていきます。

 

 

1.銚子電鉄が南海電鉄から譲受した車両
2200系車両(車両番号:モハ2201-モハ2251の2両編成)
※8月3日 多奈川線にて、南海電鉄でのラストランを終えました。

 

2.2200系車両について
1969年に22000系車両として製造され、橋本以南の山岳区間を含めた高野線で運用された後、ワンマン化改造工事を施工し、多奈川線などの各支線で運用されています。なお、車両番号 モハ2202-モハ2252の2両編成は昨年、銚子電鉄に譲渡され、クハ22007-デハ22008に改番し、銚子の地で活躍しています。